#14「マルチプレイと俺(その1)」
「ジョジョさん、フォノさん、一緒にチャンピオンになりましょう!!」
人生で初めて、ネットで人を募集してFPSをしました。
やったゲームはAPEXで、3人で1チームを組んで戦うヤツです。
つまり、チーム分けとしては"俺+知らない人+知らない人"で戦うことになります。
始まる前は「俺のプレイングスキルとコミュ力なら何とかなるでしょ!!」と思っていたのですが、クソヤバのゲロカスという結果になってしまいました。
恥ずかしい話ですが、今から詳しく書いていこうと思います。
先ずは"すかちゃん"で募集を掛けることにしました。
すかちゃんとは"暇人がSkypeで通話相手を探す魔境"で、最近はゲーム相手を探す場所でもあるそうなので投稿してみました。
「男です。一緒にAPEXやりませんか?」
これです。
反応は0件でした。
次はちょっと趣向を凝らして、すかちゃん風の募集をしました。
「声低めの20歳です。寂しがり屋の僕と、楽しく一緒にゲームしませんか?よろしくお願いします」
これです。
反応は0件でした。
すかちゃんからは撤退することにしました。
次は"Twitter"で募集することにしました。
誰もが知る巨大SNSなので、流石に見つかる筈でしょう。
「優しい方、一緒にやりませんか?
#APEX #APEX募集」
これです。
簡素に、しかしどこか可愛らしい文面を目指しました。
それが成功したのか分かりませんが、2件の反応かありました。
「参加いいですか?」
「まだ空いていますか?」
俺は笑顔でそれに返信しました。
「よろしくお願いします!!
空いてますよ!!
ID検索お願いします!!」
これです。
感謝の気持ちと、それに続く具体的な方法。
美しい流れと言わざるを得ないでしょう。
そしてそのままフレンド登録、パーティー(ボイスチャット用のルーム)作製と招待を続けてやりました。
ピコン。
音がなり、パーティーに参加者が2人加わる。
2人ともアイコンは女の子だ。
「どもー、フォノです。よろしくです」
「仲間からはジョジョって呼ばれてる。よろしく」
イヤホンマイクから、若い青年の声と少し渋い男の声が聞こえた。
なるほど。
いい感じじゃないか。
というわけで今日の自分語りはここまでです。
続きは明日書きます。
さようなら!!